保険にはどんな種類がある?何に加入すればいいの?

保険と一言で言っても、たくさんの種類の保険があって、それぞれ特徴があります。

自分はどんな保険に入るべきなのか?などを検討する際に参考にしていただければと思います。

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どういう人が保険に入るべきか?

そもそもどういう人が保険に入るべきなのか?という問題から解説していきます。

保険というと、自分や家族に病気・事故などの万が一の事があったときに、資金面で困らないように助けてくれるものです。

もちろん「全額貯金から支払えるよ」という人は保険なんて加入する必要がありません。
しかしそういう人は、ごく僅かでしょうからほとんどの人が保険に加入する事になる思われます。

もちろん年齢や家族構成の変化などがあるので、その都度必要な保険は変わっていくので、その都度加入内容を検討していく必要があります。

では、どんな種類の保険があるのかを順番に見ていきます。

保険の種類

死亡保険

死亡保険は、保険の対象者(被保険者)が死亡した場合や、保険の定める高度障害状態に陥った際に保険金を受け取ることができる保険です。

定期死亡保険

名前の通り「定期」なので、あらかじめ定めた一定期間に万が一のことがあった場合のみ保証される保険です。(例えば、「加入から60歳まで」というような一定期間)

この定めた保険期間のうちに万が一のことが発生せずに、期間を満了した場合には払い戻しが無い掛け捨てタイプが多いです。
保険期間満了時に更新をすることができる保険もありますが、同等条件で更新しようとすると、支払保険料が大幅に上がることが多いので、注意が必要です。

このタイプの保険は、「自分が死亡してしまうと残された家族がその後の生活で苦しくなってしまう。」というような方が加入する保険です。

働き盛りの方に万が一のことがあった場合に、その配偶者・子供・両親などの、その後の生活資金を用意する手段として用いられる保険です。

終身死亡保険

保険の対象者(被保険者)が死亡するまでの一生涯保証される保険です。

この保険は、相続税の納税資金目的や、葬式費用のためなど残された遺族が一時的に必要になる費用を用意する目的で活用されることが多いです。

「納税資金や葬式費用であれば、現金で通帳に貯金しとけばいいのではないか?」と思われるかもしれませんが、相続税の計算の際に保険とし用意しておくことで税金の控除を受けられるメリットがあるため、よく活用されています。

定期保険特約付終身死亡保険

これは上記2つの複合型の保険で、終身保険をベースに一定期間のみ保証を手厚くすることができる保険です。

万が一の死亡時の保証は最低限度で掛けておき、子供が独り立ちするまでの期間は保証を手厚くするなどの方法が可能です。

収入保障保険

これまでの保険は、保険期間内であれば満額保険金を受け取ることができましたが、この保険は保険期間が満了に近づくにつれて保険金額が徐々に下がっていく保険です。

例えば40歳に加入し65歳までの保険期間とします。
加入時当初に死亡した場合には1,000万円受け取れるが、満了期近くの63歳で死亡した場合には受け取れる額は300万円というようになります。

働き盛りの40歳では子供はまだ小さく必要な資金は多いが、満了期近くの子供が独り立ちするころには、必要資金も少なくなっていることが一般的です。

そういうニーズに応えた保険が収入保障保険です。
もちろん徐々に保険金額は減るので、掛金も通常の定期保険よりも安くなります。

医療保険

対象者(被保険者)が、保険の定める特定の病気やケガをした際に保険金を受け取ることができる保険です。

保険金を受け取れる条件は、各保険や保険会社ごとに大きく異なるため、加入前に条件の説明をしっかり受けるようにしましょう。

定期医療保険

定期医療保険は保険が定める一定の期間内に、病気・ケガ・入院・手術などを受けた場合に、所定の保険金額が受け取れる保険です。

ただし保険期間が満了後には、保証を受けることができません。
保険期間の更新が可能な場合もありますが、その際には保険金が大幅にアップすることが多いので注意が必要です。

満了期を迎えても返戻金が無い掛捨てタイプの物が多いので、保険料は割安なものが多いです。

そのため社会人1年目など、「収入は少ないけど万が一には備えておきたい」という方は、安い金額で保証を受けることができます。
ただし先ほども言いましたが、期間満了後の更新の際には、保険料が大きく上がるので、検討が必要です。

終身医療保険

終身医療保険は、上記の定期医療保険の保証が死亡するまでの一生涯続くものを言います。

終身保険ですので、加入から死亡まで保険料は変わることがありませんが、その分加入当初は定期保険よりも保険料が高くなる傾向にあります。

加入当初は保険料負担が大変ですが、老後になっても保険料負担は変わらないので、そこは安心できるポイントです。

しかし年々医療のレベルは向上し、それに対応するように医療保険の制度も変わっていきます。

いま加入した医療保険の内容が、20年後も30年後も最適な保険内容だとは限らないので、そこは要注意です。

ガン保険

ガンにかかった際に保険金を受け取ることができる保険です。

ガンと診断された場合に一時金、手術をした際に一時金、入院・通院した際に日数に応じて保険金の支給…というように、指定条件のガンになった場合に受け取れますが、受け取れる時期や指定のガンの状態は、保険の種類・保険会社ごとに大きく異なるので、注意が必要です。

ガン保険にも期間の定められた定期タイプや、一生涯保証が続く終身タイプの物もあります。

定期保険は加入年齢が若い程保険料が安く、更新のたびに保険料は上がります。
終身タイプは、加入当初の保険料負担は大きいですが、一生涯保険料が変わらないため、老後の保険料負担も安心です。

所得補償・就業不能保険

これは、病気やケガなど何らかの理由で働けなくなってしまったときに、治療が完了するまでの一定期間で「本来であれば働いて給料をもらえていたはず」だった所得を補償する保険です。

補償額はいくらでも可能というわけではなく、年齢などを考慮した平均所得額程度の補償が設定されます。

名前が収入保障保険と似ていますが、「収入保障保険」は対象者(被保険者)が死亡・高度障害に陥った場合に受け取ることができる保険で、「所得補償・就業不能保険」は、病気やケガで「働けなくなった時」の保険であることを理解しておいてください。

介護保険

保険会社の定める指定の要介護状態になった場合に受け取ることができる保険です。

「指定の介護状態」というのは保険会社ごとに違うので、注意が必要です。
条件は、介護保険法に定められる「要支援1~2、要介護1~5」という要介護レベルの程度で指定されていることが多いです。

死亡保証付きの生存保険

これは保険期間中に対象者(被保険者)が死亡した場合に死亡保険を受け取れて、保険満了時に生きていた場合にも生存保険を受け取ることができる保険です。

このように貯蓄性があるため、通常の死亡保険よりも保険料は割高ですが掛捨てになるというリスクは軽減することができます。

学資保険・こども保険

満期日(一般的には子供が15歳や18歳)になった場合に、親が生存していた場合に満期金や祝金を受け取ることができます。
また満期日以前に死亡してしまった場合には、一時金や一定期間で分割する形で保険金を受け取ることができます。

個人年金保険

主に老後資金の確保を目的に利用されますが、満期日を過ぎても一時金ではなく、年金形式で支払われます。

また年金の受け取り方も、受取期間を10年や20年と具体的に定めた確定年金型と、生きている限り受け取り続ける終身年金型があります。

終身年金型は早いうちに亡くなってしまうと損をしますが、長生きをすれば得をするような受け取り方法です。
どちらが得かは誰にも分らない事ですが、よく検討してから決めましょう。

養老保険

養老保険は、満期日までに対象者(被保険者)が生存していた場合には満期金を受け取ることができ、満期日までに死亡してしまった場合には満期金と同額の死亡保険金を受け取ることができます。

将来の資金を準備しながら、万が一の時は保証が受けられる保険です。

貯蓄性も高いため、保険料も高めに設定されていることが多いため、多額の満期金を設定するのは難しいかもしれません。

共済保険

生命保険とは若干異なるもので、共済保険があります。

共済保険は「加入者が少しずつお金を出し合って、困った人がいたら、その人にまとまったお金を支払う」という物で、死亡保障・医療保障・介護保障が少しずつセットになったものが多いです。

また加入条件に居住地域や職業が限定されている物もあり、原則として1年掛捨ての物が多いです。

補償額も少ないですが、格安で加入できるという事で人気があります。

まとめ

これから保険に加入しようとしている方は、参考になりましたか?

自分のライフスタイルに合わせた保険を検討してみてください。
中にはわけもわからず保険会社の言われるとおりに加入して、独身で両親も現役で働いているにもかかわらず高額の死亡保障に入っている方もいます。

はたしてその保険金を必要としている人はいるのでしょうか?
一般的にはご両親が受取人になるでしょうが、自分の子供が亡くなって「子供は無くなってしまったけど、保険金が入ってきたから良かったね」となる親はいませんよね?
であれば、若い独身の方が高額の死亡保険を掛ける意味はあまりありません。

すでに保険に加入している方も、自分が加入している保険がはたして自分の家族構成やライフスタイルに合っているのかを今一度見直してみてください。
無駄な保険は解約して貯金したり、家族との旅行・趣味に使う方が有意義かもしれません。

保険は種類も多く分かりにくいですが、人生の三大出費の1つともいわれていますので、無駄なく必要な分だけ掛けるようにしましょう。

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