熱い夏の日や、冬の寒い日にエアコンをつけているのになかなか効いてくれない!
なんてことありませんか?
それサーキュレーターで解決できるかもしれませんよ!
エアコンだけを稼働させていても実はすごく効率が悪くて、サーキュレーターを併用することで飛躍的に効率がアップするんです。
エアコンの効率がアップすると電気代もお得になるんです。
空気の性質

夏の空気
夏は照り付ける太陽によって、室内の温度もグングン上昇してしまいます。
暑くなった空気は軽く、部屋の天井の付近に溜まっていきます。
それに対してエアコンから出てくる冷たい空気は比重が重たいため、床付近に溜まっていきます。

すると足元は冷えるのですが上半身部分は暑く、なかなか快適さを感じることができません。
部屋全体が冷たい空気で埋め尽くされれば、全身が涼しく感じられますがそれまでにはエアコンをつけてから、かなりの時間がかかってしまいます。
そこでサーキュレーターを併用させることで、部屋の空気を混ぜることができ、すばやく全身に涼しさを感じられるようになるのです。

部屋の空気を混ぜることで、エアコンに入る空気もアツアツの状態ではないので、少ないパワー(電力)で吸い込んだ空気を冷やすことができるので、省エネで電気代の節約にもつながります。
冷たい空気
逆に冬の寒い日は、冷たい空気が床付近に溜まります。
エアコンをつけても暖かい空気は天井付近に溜まってしまうので、いつまでたっても足元は寒く、温かさを感じられません。

さらにエアコンは「吸い込んだ空気の温度=部屋の温度」と判断する機種が多いので、上の図のような状態だと、人の高さ付近は全然温まってないのに「もう部屋は設定温度になったよね!」と判断して稼働を停止してしまう事もあります。
これも夏の場合と同じくサーキュレーターで部屋の空気をかき混ぜてあげることで、部屋の温度を均一にし早く暖かさを感じられるようになります。
またエアコンの誤判断を防ぐことができます。

サーキュレーターの併用で電気代はお得になる?

エアコンとサーキュレーターを併用して稼働させると、サーキュレーターの分だけ余分に電気代がかかると思われる方もいるかもしれません。
たしかにサーキュレーターの電気代がプラスされますが、効率よく冷暖房できるためそれ以上にエアコンの電気代を削減できるのです。
我が家のHEMSという家庭内のどこにどれだけ電気を使ったか測定してくれる機械で、「エアコンのみ」の場合と「エアコン+サーキュレーター」の場合で消費電力を比べてみました。
どちらも起床した朝6時にエアコンを起動し、夕方の6時までの12時間でデータを抽出しました。
風量は自動設定なので、設定温度になれば停止し、設定温度より下がれば稼働します。
サーキュレーターに関しては、温度感知機能は無いので常につけっぱなしです。
【エアコンのみの場合】
12時間の消費電力は7.28kWh
【エアコン+サーキュレーターを併用した場合】
12時間の消費電力は6.79kWh
0.49kWhの差がありました。
1kWhあたりの電気単価を26円とすると、サーキュレーターを併用した方が1日当たり12.74円節約できたことが分かりました。
扇風機でも代用できる?

はい、扇風機でも代用はできますが、可能であればサーキュレーターをお勧めします。
扇風機は人に涼しい風を送るために設計されています。
そのため近距離の広い範囲に風が届きます。

それに対して、サーキュレーターは風を遠くまで届けることを目的に設計されています。
そのため、直線的な風を遠くまで届けることができます。

エアコンと併用し、部屋の空気をしっかりとかき混ぜる事を目的に使いたいので、遠くまでしっかりと風を届けてくれるサーキュレーターの方がより効果を発揮してくれます。
おすすめサーキュレーター4選
・上下左右の自動首振り機能
・静音設計
・実力のあるアイリスオーヤマ
・上下左右の自動首振り機能
・リモコン付き
リモコン付きなので、手軽に風量調整もできます!
・左右首振り機能つき
・静音設計
コスパ重視ならこの1台で決まりです。
・首振り機能なし
・パワフル送風
まとめ
エアコンのみでの稼働では、快適な温度を体感できるまでに時間がかかってしまいます。
そこでサーキュレーターを使い部屋の空気を均一に混ぜることで、エアコンの効果をより発揮できるようになります。
すばやくエアコンの効果を発揮するだけでなく、効率がUPすることで電気代の節約にもつながります。
夏の暑さや冬の寒さ対策に、エアコンとサーキュレーターを上手に使って、快適なくら氏を手に入れましょう。