【お得な買物術】行動経済学を学べば損をしなくなる!

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行動経済学って何ですか?
なんだか今日は難しそうな話ですね…
ニッシー
そんなに身構えないでください!
行動経済学は私たちの生活と密接に関係しています。
これを学べば、買い物で損しないスキルが身に付きますよ!

普段生活していて、買い物をした後に、

『あーあっちにしておけば良かったなー』
『買ってみたはいいものの、いらなかったかな?』

なんて経験したことありませんか?

これは企業のマーケティング戦略に、皆さんがまんまと乗せられてしまった結果です。

行動経済学を知ることで、企業の戦略に踊らされることなく、自分の意志でしっかりと買い物ができるようになります。
今日は無駄・損な買い物をしないためのノウハウを学んでいきましょう!

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行動経済学とは?

行動経済学とは、経済学と心理学を掛け合わせた学問だと思ってください。

経済学 + 心理学 = 行動経済学

経済学の考えでは、人は必ず合理的な判断のもと消費活動を行うことが前提です。

しかし実際はそうではなく、感情的・衝動的に非合理的な買い物をしてしまう事もあります。

例えば、欲しいと思っていた訳ではないのに、みんなが買っているから買ってしまうという行動です。
通常であれば買うはずはないのに、心理的に「みんなが買っているから私も買わなければいけない」という感情がわき、非合理的であるにも関わらず、購入してしまうのです。

行動経済学では、より実生活に近い経済を学ぼうとする学問で、企業の多くはこの行動経済学のもと商品構成をを考えたりマーケティングをしています。

そのため行動経済学の知識がない一般人は、心理的に操られまんまと企業の戦略に踊らされることになってしまいます。

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確かに普段なら買わないものを、つい買ってしまうという経験はあります。
数日たって「なんで買ってしまったんだろう?」と後悔することもあります。
ニッシー
これこそ企業の行動経済学を駆使したマーケティングの効果です。

企業戦略を知らないからこそ、企業の思うままに買い物をしてしまいます。

逆に行動経済学を学べば、企業の意図していることが分かるようになり、無駄な買い物をしなくて済むようになります。

つぎに行動経済学を利用したマーケティングと実例を紹介していきます。
行動経済学の理論を説明とともに、普段の生活で応用されている例も紹介していきます。

行動経済学 5つの例

①確実性効果

これは、人間は確実性が高いものの中に僅かな発生確率を見てしまうと、その可能性を過大評価してしまうクセがあります。

例えば何らかのウィルスに対するワクチン接種をするときに
・99.99%安全です
・でも0.01%の確率で副作用が発生します。
このような説明を受けたときに、一般的には安全なワクチンでしょう。

しかしほぼ安全であるワクチンに0.01%の危険性を知ってしまうと、
「1万人のうちの1人になってしまったらどうしよう」と心理的に被害を大きくとらえてしまいます。

この心理を逆手にった商品の代表が宝くじです。
宝くじは高額当せんできる?当せん者は幸せになれる?』でも紹介した通り、宝くじの高額当選確率は、0.00003%です。

ハッキリ言って当せんしないと言っても良いレベルです。

ただ限りなくゼロに近い確率の中に、0.00003%というわずかな可能性を見ると、その数字が大きく見えてしまうのです。
そして、「もしかしたら自分だけは…」と当せんする期待を抱いて、ついつい買ってしまうのです。

またスマホアプリのガチャのシステムも同じです。
スーパーレアのキャラの当せん確率が0.1%とごく僅かであると分かっていても、「自分だけは当せんする。今回こそは…」と課金を続けてしまいます。

決して無駄とは言いません。
実際に当せんしている人がいるのも事実です。

ただそのことをあまりにも過大評価しすぎないように注意しましょう。

②プロスペクト理論

言葉は難しいですが簡単に言うと、『人は極度に損失を回避しようとする性質がある』という事です。

実際にどういう事か見てみましょう。

【例1】お金を得るチャンスの場面

①必ず1万円をもらう事ができる
②50%の確率で2万円もらえるが、50%の確率で0円になる

この選択肢、どちらを選びますか?

多くの人が①を選ぶでしょう。
②だともらえる額が増えるかもしれないが、全くもらえなくなってしまうかもしれません。
この全くもらえないという損失を回避するために、①の確実もらえる方を選択します。

では次の事例を見てみます。

【例2】お金を失う場面

③必ず1万円失う
④50%の確率で2万円失うが、50%の確率で0円になる

どちらの選択肢を選びますか?
多くの人が、④を選択するのではないではないでしょうか?

③の『必ず自分は損をしてしまう』という事実を避けるために、リスクをとってまでも④を選んでしまうのです。

店頭でこんな広告をよく見ませんか?
・先着〇〇様限定!
・✕✕日まで限定SALE!
・今だけの大特価!

どれも、「今すぐに買わなければ、もう買えなくなってしまう。割引を受けられなくなってしまう」という損失があると考えてしまいます。

これにより、消費者の購買意欲を高め、商品販売が加速されます。

他にも、株式投資でもよく当てはまります。
・購入した時よりも価値が〇〇円下がってしまった

このような場面では、今売却すれば確実に損失を出します。
この確実な損失を避けるために、ズルズルと保有し続け損失が大きくなってしまう例です。

いわゆる『損切』ができないタイプです。
これもプロスペクト理論による心理的な損失回避性が働いた結果です。

果たして自分にとって本当の損とは何なのかを、しっかりと見極めるようにしましょう!

③おとり効果

ある商品を買ってもらうために、ほとんど選ばれないであろう商品を選択肢として提示する事で、買ってもらいたい商品を選びやすくする事です。
松竹梅の法則(ゴルディロックス効果)ともいいます。

人は2つの選択肢を与えられると、自分にとってどちらの商品が適正化を見分けて商品を選ぶことができます。

例えば、掃除機を買おうと思い店頭で紹介してもらったとします。

・製品A 5,000円
・製品B 15,000円

このような選択肢があると、
『製品Bほどの高価な商品はオーバースペックで必要ない。』
という判断に至ります。

しかしここに、さらに高価な製品Cが登場します。

・製品A 5,000円
・製品B 15,000円
・製品C 30,000円

このような商品ラインナップを用意すると、製品Aでは物足りなく製品Cは自分には高価すぎると判断し、真ん中の製品Bを選んでしまう傾向があります。

製品Cのオーバースペックが際立ち、「製品Bが自分にとって適正なのでは?」という錯覚に陥ってしまうのです。

④サンクコスト

サンクコストとは、既に費やしてしまった取り返すことのできない時間・お金・労力の事を言います。

例えば、「無料お試し版」などが良い例です。
・初回無料
・1か月間お試し無料
などといった宣伝文句の商品です。

「せっかく時間をかけてお試しを使ったのだから」というサンクコストを更に無駄にしないために、無料期間が終わっても使い続ける効果を狙っている物です。

また雑誌の付録商品なども、数回買うと「ここまで集めてきたのだから」と今までの時間や費用を無駄にしないために更に買い続けてしまう傾向があります。

どれもサンクコストの原理を上手く利用した商品セールスの方法です。

⑤現在思考バイアス

これは今、目の前にある利益を優先してしまう人間の心理の事です。

例えば下記のどちらに魅力を感じますか?

①今すぐ1万円プレゼント
②1年後に1万5千円キャッシュバック
この選択肢では圧倒的に①を選ぶ人が多い傾向にあります。
お得なのは②で間違いないのに、今すぐ手に入れられるというメリットを優先してしますのです。

よくお店で、
・アプリインストールで今日から使える5%OFFクーポンプレゼント!

というポップを見たことがありませんか?
そしてその場ですぐにアプリをインストールした経験がある方も多いのではないでしょうか?

「次回から使える10%OFFクーポン」だと「じゃあまた今度インストールしよう」となってしまい、次回もお店を利用してもらえる確率が下がってしまいます。

しかし、アプリをダウンロードすると定期的に割引やキャンペーンの案内が届き、「次も同店舗を利用しよう」という意識に持って行くことができリピート率を高めることができるのです。

だから損という事ではないですが、アプリからの情報でそれに促されお店に2回目の来店したら「他店でもっとお得な割引サービスをやっていた」という事もあります。

その時々で一番お得なお店を検索することをオススメします。

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まとめ

以上、行動経済学の概要と日常生活との密接な関係をご紹介してきました。

「あ~わかるわかる!と納得できるものもあったのではないでしょうか?

企業はあるゆる心理を利用し、消費者の購買意欲を高めようとします。
もちろん、それ自体が悪いことをしているわけではありません。

ただ私たち消費者はその言いなりになっていてはいけません。
しっかりと販売側の心理を読み取ることで、

「気づかないうちに無駄なものを買ってしまっていた」

という事を防ぐことができます。

企業戦略に踊らされることなく、自分の意志で買い物をして、無駄な買い物をしないようにしましょう!

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